【夏に向けて恋人を!】恋愛の科学(越智啓太)を読んで

こんにちは、ナッツです!

今回は恋愛の科学(越智啓太)を読んだ感想を書いてます。

恋人作りに使える統計なんかもあるので良ければどうぞ🙇‍♀️

気になることがあればメッセージください!嬉しいです✨

ただし、

本の要約(自分用なので悪しからず。笑)

 

愛情尺度・尊敬尺度・友情尺度(ルービンの愛情・好意尺度を日本版に改変)
 ・友情と愛情の相関係数が0.610と高く、友情が愛情に転化する可能性は大きい
  「一緒にいて楽しい」「一緒に遊びに行きたい」
 ・尊敬と愛情も相関係数が0.509と高く、尊敬が愛情に転化する可能性もある
  「とても信頼できる人」「周りから賞賛されるような人」
  
 →さらに、パス解析をすると交際満足度を直接規定しているのは友情だと分かる
  →つまり「愛しているか」より「一緒にいて楽しい」「一緒にいて落ち着く」の方が大事
  
 →交際の進展も友情が関係(相関係数0.341、交際期間との相関は0.149)

 

タンバーグの愛の三角理論
 →愛情を「親密性」「情熱」「コミットメント」の3つの要素で測定
  →出来た三角形から様々な愛に分類

 ・2010年にアーメトグルらの研究でイギリス在住の老若男女1万6000人を対象に
  インターネット調査を実施
  →コミットメントと交際期間は正の相関、情熱とは負の相関
   →つまり、コミットメントが高いと交際期間が長くなる
    逆に情熱が高いと交際期間が短くなる

 

リーのラブスタイル理論
 →愛を6つの因子(愛の三原色:エロス・ルダス・ストルゲ、二次的三原色:プラグマ・マニア・アガペ)で分析、スタンバーグより人気
 →これを尺度にしたのが「リーのラブスタイル尺度」(ヘンドリック夫妻:1989、1998)

 ・エロス:情熱的・ロマンチックな愛
 ・ルダス:ゲームのような深入りしない愛
 ・ストルゲ:友情のような愛
 ・プラグマ:実用的で計算高い愛 → ルダスとストルゲの間
 ・マニア:偏執的な愛 → エロスとルダスの間
 ・アガペ:愛他的で惜しみなく与える愛 → エロスとストルゲの間

 →カップル間の相関はエロスとストルゲが高かった(0.56 , 0.40)
  交際満足度ではエロスが高め(男性:0.40、女性:0.49)
  ルダスが低める(男性:−0.55、女性:−0.47)

 ・ヘンドリック夫妻(1989)によって

  愛は結局「親密性・友愛」的な要素と「情熱」的な要素で全体の分散の46%が説明できる

 

女性のメイク
 →したほうが魅力的になる
  →ただし、グラマラスになるとすっぴんよりは良いが、ナチュラルに劣る
   →つまり、ナチュラル”メイクが最善

 

吊橋効果
 ・効果はあるが、イケメン・美女に限る(悲しい事実😂)
  →イケメン・美女でない場合、魅力を低下させることがわかっている
 ・ジェットコースターの場合はイケメン・美女でも魅力が低下する

 

告白
 ・「気持ち+どうしてほしいか」が最強
  →「お前は俺についてくればいい」のような強引な告白は”ブーメラン効果”により
    失敗しやすくなる
 ・交際が始まってから3ヶ月以内が良い
 ・夜のほうが成功率が高くなる

 

感想

恋愛に関する様々な研究とその結果をもとに、恋愛での正攻法を教えてくれる。
本の中では自分の恋愛観を測定するための工夫もあり、とても楽しく読める。